第15回日本バッハコンクール 動画大会本選(大阪)優勝者インタビュー(一般A部門)

ご参加部門:一般A部門
お名前  :坂本 優音さん
演奏曲  :平均律 第1巻 第13番 嬰へ長調 BWV858




Q1:日本バッハコンクールを受けようと思ったきっかけは、なんですか?

幼い頃は様々なコンクールに出場していましたが、一般の高校に入学して以降、部活動や学業との兼ね合いでコンクール出場が難しくなっていました。そんな中でも、大好きなバッハのコンクールならば参加できるのではないかと思いました。今年度は大学のサークル活動や就職活動との両立が大変でしたが、大きなホールでバッハを弾きたいと思い、参加を決めました。

Q2:課題曲を練習されてみて、いかがでしたか?

プレリュードはとても綺麗な響きの曲なので、気持ち良いハーモニー感と流れを作れるように意識しました。フーガも一見シンプルですが、突き詰めるととても複雑で苦戦しました。各声部それぞれの違いを意識しつつも調和をとり、各小節毎に自分がどう表現したいかが聴き手に伝わるように意識しました。やはりバッハは奥が深いと感じました。

Q3:動画大会本選(大阪)当日のご様子、ご感想をお聞かせください。

いずみホールのような素晴らしい舞台に立てることに高揚感を抑えられずにいましたが、いざ本番が近づくと想像以上に緊張しました。綺麗な響きをホール全体に届けたいという思いがありながらも、終始手の震えが止まらず大変な思いでした。

Q4:第1位を受賞された時のご様子、ご感想をお聞かせください。

自分の大好きなバッハを主としたコンクールでこのような賞をいただき、大変光栄でした。長年付き添いをしてくれていた母はもちろんのこと、珍しく表彰式に出席していた父にも晴れ姿を見せることができ、嬉しく思った次第です。様々なことに興味を持つ性格のため、真剣に取り組みたいことが多く、ピアノの継続にはいつも苦戦しておりましたが、諦めずに継続してきた努力が報われたという思いでした。

Q5:今後の目標を教えていただけますでしょうか?

今春から学生生活最後の年になりますが、コンクールでの学びを生かし、バッハをはじめとするバロック時代への理解を深めていきたいと思います。社会人も近づいておりますが、可能な範囲でピアノを楽しみたいと考えております。

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